いろいろな膝の関節痛

膝の痛みや関節痛の原因はさまざまです。
原因に合った治し方が必要です。

「年齢とともに膝の痛みが強くなってきた」 と訴える人は多いようです。
「膝の痛み」があると体を動かさなくなり、膝関節周囲の筋肉が衰え、ますます症状を悪化させるという悪循環に陥りやすくなります。
膝の痛みや関節痛の原因を正しく理解しましょう。

骨と骨との「ジョイント」の役目をしているのが関節です。
関節のすり合わせ部分にあるのが関節軟骨で、骨と骨とが直接ぶつからないようにしています。
関節をすっぽり包んでいるのが関節包で、滑液という潤滑油を分泌する滑膜と繊維膜という2枚の膜でできています。
関節はその他に靭帯や筋肉、神経、血管などで構成されています。

関節軟骨には神経が通っていないので直接には痛みません。
しかし、関節の周囲にはたくさんの神経が通っているので、関節に少しの異常があっても敏感に痛みを感じます。
関節が痛む場合、次のようなケースがあります。
1.関節軟骨がすり減ったり消失し、骨と骨がこすれ合う。
2.軟骨のすぐ下にある骨で異常が起こる。
3.関節包が引っ張られる。
4.滑膜が炎症を起こして腫れる。
5.靭帯が引き伸ばされて切れる。
これらが、いくつも重なって痛みを起こす場合が多く考えられます。

関節が痛い時には、まず原因を特定することが大切です。
痛みの強いとき、症状が長引くときには、自分で判断せず医師の診断を受けておきましょう。
レントゲンや血液検査で当日に、ほぼ原因特定できます。
原因が分からないのに、マッサージや湿布・鎮痛剤等で痛みをごまかすのは非常に危険かもしれませんね。